2016年1月4日月曜日

HDDからSSDへ!データ移行ソフト[EaseUS Todo Backup Home]と[SanDisk240GBSSD]レビュー!

新年あけましておめでとうございます

みなさんこんにちは、早氏です。


今回はHDDからSSDに乗り換えるにあたって、システムパーティションのデータ移行の方法と、移行に使うソフトウェアEaseUS Todo Backup Homeの紹介等をしていきたいと思います。



まず、今回なぜ、このソフトを使うことになったのかと言いますと、メールが来たんですよ。このブログにメールが。

コメントすらほぼ来ることのない、本当に管理人の暇つぶしのブログにソフトウェアの紹介依頼が来まして。

さらに、今年のツクモ初売りセールにて、240GBのSSD(現在の相場だと10000円前後)がなんと5台限定で3999円だったんですよ。

午前五時に起きて、始発でツクモに並んでギリギリ買えました。

始発で行ったのに先に6人並んでたんですよ!めちゃくちゃ心配しましたがその後4時間並んで整理券が配られ、なんとか手に入れられました。どうやら先の6人は全員がSSD目当てではなかったようで、本当に良かったです。

そんなこんなでソフトウェアやSSDの経緯などはこの辺でいいとして、そろそろ本題に入りたいと思います。

SSDの箱の中身はこんな感じ
スペーサーは付属してましたが、マウンターは付いておらず、SATA等もありません。

最低限という感じですが十分でしょう。

今回自分は2.5→3.5インチマウンタを持っていないので購入しようかと思いましたがツイッターで聞いたところ、「マウンタとかいらなくね?」、「ぶら下げてるわw」などという言葉が流れていたため、購入しませんでした。

そのため、SSDの一部を両面テープでケース内に貼り付け、若干ですが固定して設置しました。

次に、データ移行ソフトEaseUS Todo Backup Homeですが、紹介を依頼して頂いた方が製品版ライセンスを提供するとのことだったのですが、ライセンスを頂きたいという旨のメールを送信したところ、すぐには返ってこず。

本日中にはライセンスが入手できなさそうだったため、試用版を利用させて頂こうと思います。

私も急遽この日に移行を済ませたい!と思い行動したため、すぐに製品版ライセンスをよこせ!と言っても無理ですよね、仕方ありません。

ということで試用版のインストールです

無料体験という項目を選択し、メールアドレスを入力するとすぐにインストーラーのダウンロードができます。

インストールも日本語のため特に迷わずインストールが可能かと思います。

そして起動するとこのようなウィンドウが出ます。


ここでまず右上の”クローン"を選択します。

するとこのようにドライブと、その中のパーティションが表示されます。


新たに接続したSSDですが、一度Windowsでディスクの管理からフォーマット、もしくは初期化をしなければ認識しないようでした。

新しく接続されたディスクは一度ディスクの管理を開くとポップアップが出ますのでそこで初期化を行えば問題無いと思われます。

次に、一番悩んだのはここでした。

システムで予約済みをどうするか です。

普通、システムドライブに一緒にシステムで予約済みが生成されている場合は他のディスクに移行する際も丸ごと移した方が良いのですが、今回このソフトだとなぜかシステムの予約済みパーティションだけが肥大化するのです。
ディスクを選択後右上の編集を押すとこのようにバーが表示され、スライドしてパーティションサイズを変更できるのですが、システムで予約済みのパーティションを一番左まで振り切っても300MBくらいになるため、どうしようもありません。

そのため、先にシステムで予約済みのみを選択し、クローンした後Cドライブをクローンするというやり方であればシステムで予約済みは100MBに出来るのでは、と思います。

そもそも、先にディスクの管理からシステムで予約済み用の100MBのパーティションを作り、そこにまずクローンすべきなのか、もしくは未割り当てのままクローンして良いのか、その段階からわからないのです。

と、考えているうちに今ツイッターの方から教えて頂きました。

未割り当てでいけます。

ということで手順としては
1.システムで予約済みを未割り当てのSSDへクローン
2.CドライブをSSDへクローン

でいきたいと思います。

ディスクの管理のウィンドウを横に表示しながら作業すると、作成されたパーティションのサイズ等が確実に確認できるのでいいと思います。

そしてシステムで予約済みをSSDの未割り当てにクローンし、成功したのですが、スクショを撮るのを忘れていました(^q^)<申し訳ありません!

続いてCドライブも同様の手順でクローン、Cドライブは200GB程度ありましたのでそこそこ時間がかかりそうです。

※ここで注意ですが、SSDへデータを移行する方はクローンを実行する前に必ずSSDに最適化をチェックしてください、このデータ移行をするにあたっていくつかこのソフトの紹介記事を読みましたが、やはりSSDに最適化をした方が良いっぽいです。むしろこんな丁寧に書かれてるのにしない理由が無いですよね。

ということで、ここからCドライブのクローンが終わるまでしばし休憩です。

一時間程で終わりました。

ここでまた問題というか疑問

この状態ではMBR周りの設定ファイルが上手く動作せず、そのまま起動はできなさそうなんです。

この後数時間に渡り調べましたが、結局のところwindowsのインストールディスク、もしくはシステム修復ディスクを用いてブート設定をいじる必要があるそう。

当然ながらBIOSでのブートドライブ優先順位などとは別の話です。

人によってはそのままディスクを差し替えたら起動したという記事もありましたが、ほとんどの方は最終的にスタートアップ修復、もしくはコマンドプロンプトでMBRを修復させていました。

ただ、今私のメイン機には光学ドライブを付けておらず、インストールディスクを使うのがとても面倒だったので、こんなに時間を要してしまいました。

また、別の話ですが、アクティブにするドライブがシステムで予約済みなのかwindowsの入っているドライブなのか、という部分でも混乱したり、スタートアップ修復を行った場合、どちらのドライブにブート設定がなされるのか、という部分で混乱しました。

システムで予約済みが必ずしも必要では無いというのが一番混乱する原因ですよね、この辺りの知識不足がどうにも大きくて、まだまだだなぁと思い知ります。

調べた結果、私のマシン(win7pro)では通常、システムで予約済みにブートローダーが入っており、そこからCドライブのwindowsを起動するということになるので、やはり一番はじめに行った通り、システムで予約済みをアクティブ、で良いかと思います。

その後ですが、スタートアップ修復ではブートされるべきドライブを自動で選択し修復してしまうそうなので、これがCドライブに作られてはシステムで予約済みの意味がなくなるので、手動でシステムで予約済みのMBRを設定する必要がありそう。

と思いながらもスタートアップ修復をしたらあっけなく起動しました。

どうやらブートローダーもシステム修復ディスクに入っているようで、自動認識でいけた模様。

起動するとこのように変更を適用するには再起動~といのが出ますが、おそらくシステムドライブがSSDに変わったのでハードウェアの変更の適用とかに関するものだと思われます。

そのまま再起動で問題ありませんでした。


この作業中、ほとんどスクショや写真を撮る余裕が頭に無くてほとんど画像がありませんがどうかお許しを。

初めからインストールディスクを使っていればここまで時間はかからなかったかもしれません。。

実はこの記事を書きながら四苦八苦していて、書き終えるまでに日を跨いでおります(汗)

最終的に、今回私が正しくデータ移行をできたまでの手順を書き記しますと、

1.システムで予約済みをクローン
2.Cドライブをクローン
3.SSDのみにしてインストールディスクからスタートアップ修復を実行


という感じです、かなりざっくり書きましたが、途中一度クローンデータを入れなおしてみたり、ブートの優先順位を変更したり、SATAポートを差し替えたりしておりますが、おそらく上記の通り作業をすればデータ移行は手軽にできると思います。

SSDを設置したメイン機

2.5→3.5マウンタを購入していないのでHDDを入れる場所の上にあるくぼみ(何んでくぼみがあるのか理解していませんw)に置きました、一応両面テープで若干固定されているのである程度の衝撃があっても動かないと思います。

読み漁ったページの数々

HDD→SSDデータ移動(Cドライブのみ)
EASEUS Todo Backup HDDコピー・クローン作成
SSDからSSDのお引越し|Windows7移動トラブル続きの末…
大容量HDDからSSDへの引越しメモ
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HDD / SSD の C ドライブ(システムドライブ)をOS丸ごとコピー/クローンできるフリーソフト「 Easeus Todo Backup 8.2 」の使い方解説!
Windowsを起動したままでOK! HDDからSSDに換装して爆速化
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Windowsの起動ディスクとパーティション入門
EaseUS Todo Backup ver 5.6 の使い方
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Windows7 システムで予約済みとは?
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ということで、今回このソフトを使っての感想を言いますと、ソフトウェア自体はシンプル、ただインストールせずに起動できる方が手軽で良いのではと感じました。

また、クローンを終えた後の作業はある程度知識が無いと、経験皆無の人ではなかなか厳しいところがあったのでは、と思います。(むしろある程度知識があるせいで辺に迷走したという可能性もある)

最終的にインストールディスクを使う必要の無いクローンができれば完璧だと思いました。

ただ、速度と精度は素晴らしいと思うので悪いソフトでは無いと思います。

それぞれの機能に対してそれぞれの言語での細かな説明があれば困ることは絶対に無いだろうな、と思った次第です。

今回はクローンのみを試しましたが、想定より時間がかかり、正しい手順を踏まなければ最悪機器を壊してしまうのでみなさんも移行する時はよく注意して行いましょう。

以上で今回の記事は終わりです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

今回、ソフトウェアの紹介依頼が来たためこのソフトを利用させて頂きましたが、他にそういった依頼が来れば可能な範囲で記事にさせていただきたいと考えております。

なにか思うことがございましたら私のGMail、ツイッター等でお声掛けください。

それではまた。