2016年6月10日金曜日

管理人手記:精神病 神経症について

お久しぶりです。管理人の早氏です。

このブログのテーマとは異なりますが、私事ですが少し気になったのでここに記します。

精神病・神経症



精神病や神経症と言ったものをご存知でしょうか。

心の病気でしょ?

気の弱い人がなるやつでしょ?

と思っている方がほとんどかもしれません。

しかしながら実際には非常に複雑であり、本人が病気と自覚しているものもあれば、全く自覚が無い場合、脳の異常、一見しては正常に見える場合など様々です。

今回は、管理人の私がここ数ヶ月感じている自分の違和感とそれに伴って調べた精神病・神経症について書いていきます。



精神病と神経症の違い

おおまかに言うと神経症(ノイローゼ)は、人が誰しも感じる不安や緊張やつらい等というものの延長線上のものです。

その誰しもが感じる不安や緊張、

例えば

・包丁で指を切ったらどうしよう
・高いところに行って落ちてしまったらどうしよう

などの不安が、「包丁に近づきたくない」「駅の階段も怖くて上がれない」というように日常生活が困難になるほどの状態になるものを言います。

それに対して、精神病(例:統合失調症)は正常な人が感じることのないものです、たとえば「テレビ塔から出ている電波が自分を操っている」など、少し大げさな例ですが、これは常人には理解不能なものかと思います。

幻覚や妄想などによって現実と非現実の区別がつかなくなっている状態を精神病状態といいます(すべての精神病がそうというわけではありません)

また、神経症のほとんどは自覚(病識)があるらしいです。

神経症・精神病の他にも心身症や、性格障害などがあります。


ここで管理人が調べ、その疑いがあると思ったものを紹介致します。


高機能自閉症(アスペルガー症候群)


これは、知能、言語の発達はほとんど普通ですが、会話がぎこちない場合疑いがあります、具体的な症例は省きます。

人格障害

人格障害には非常に多くの種類があります。

分裂人格障害

・妄想性人格障害
・分裂病質人格障害
・分裂病方人格障害

情緒性人格障害

・反社会性人格障害
・境界性人格障害
・演技性人格障害
・自己愛性人格障害

恐怖性人格障害

・回避性人格障害
・依存性人格障害
・強迫性人格障害

など。

管理人が自分で可能性があると思ったものは、回避性人格障害、強迫性人格障害です。

回避性人格障害は、他人から拒絶批判されるのが怖く、恥を書くことに非常に敏感な状態です、引きこもりになりやすい人格障害らしいです。

強迫性人格障害は、ルールや完全主義に囚われすぎて柔軟性や効率性が無い人格障害です。

社会不適合症候群

非常に幅広い言葉で、学校や職場に強いストレスを感じ、その状態が長く続いてる場合、或いはそのことを想像すると不安感などを感じるといったものを総称してこう呼びます。

心身症

様々なストレスを主とする心理的要因で起こると認められる身体的症状に使われる病名(心の病では無いとされる場合が多い)

高血圧や不整脈、気管支喘息、胃炎、皮膚炎、脱毛症、自律神経失調症、性的不能等があります

解離障害

解離性ヒステリーの一つで、強いストレスや心の傷による防衛反応として現れるものです。

・解離性健忘
・解離性遁走
・解離性同一障害
・離人症性障害

などがあります。

管理人が疑いがあると思ったのは解離性遁走と離人症性障害です

解離性遁走は、強いストレスや心の傷を負った時に突然自分の家や職場から逃げ出し、行方をくらます状態を言います。

離人症性障害は、自分が自分の心や身体から離れて、他人の目で傍観して夢の中に居るような現実感の無い感じです見慣れた何時もの町並みが外国のように感じたり、自分が自分でない感じが現れる状態です。

気分障害(うつ病)

気分障害にも複数ありますが最も有名なうつ病は、憂鬱な気分になって元気が無くなり、興味も喪失します。几帳面な人、正義感の強い人、完全主義の人がなりやすいと言われています。

社会不安障害(不安障害)

全般性不安障害

発作性ではない自分でもコントロールできない程の不安や心配が漠然と続き、精神症状だけでなく、身体的にも現れる。精神症状は不安感、焦燥感、無気力、集中力低下、思考力低下など。身体的症状は頭痛、眩暈、筋肉痛、疲労感、下痢便秘、嘔吐などです。

パニック障害

突然パニック発作が起こります。発作は急性の不安や恐怖感を伴います。身体症状として、動悸、胸痛、眩暈、震え、息苦しい、発汗、痺れ、離人感などが有ります。突然のパニック発作は、強いストレスが3ヶ月以上続いた時、強い疲労状態が長く続いた時、他人の事故や死に遭遇した時などに起こります。通常、死を意識する程の恐怖感を抱きますので又起こるのでは無いかと囚われるようになり反復発作を繰り返します。

対人恐怖

他社からの注目を恐れる障害型、自分の身体的欠陥を確信している障害型、社会的障害型などがありますが、症状はどれも発汗や動悸、息切れ目眩、痺れなどがあるようです。

強迫性障害

不合理であると本人も自覚しているのに、囚われた観念や行為を抑制できない症状を言います。

不潔恐怖、何度も手洗いをしたり掃除、洗濯、消毒などを過剰にしたりするもの、潔癖症が行き過ぎて苦痛をもたらす症状を言います。

確認障害、戸締まりや火の元、落し物など何かをきちんとしたかどうか等、自信が無く、何度も行ってしまい生活に支障が出る状態を言う。自分で確認した事を判っているのに何度も確認してしまうものをいいます。

縁起障害、ルール障害、回数、順番、言葉又は道順、服装など自分で決めたやり方道順に拘り、それに従わないと気がすまない。服のサイズ、物の並び方もぴったりしていないと気がすまない。もしこれに反した事をしてしまうともう一度やり直すため生活に支障を来たす。

被害恐怖、駅のホームなどから転落してしまうのでは無いかと恐怖感を抱く。他人を落としてしまうのでは無いかと心配するのは加害恐怖に近いがこの中に含む。パニック発作を伴う場合も多い。

認知障害型

認知儀式障害

強迫観念や嫌な考え方を打ち消す為に、頭の中での良いイメージ、数字、言葉などを考える儀式を頭の中で何回と無く確認しないと気がすまない。このため日常生活や仕事などに支障が出る。

反芻障害

強迫観念に反応して、其のテーマについてもっと考えたいという強迫衝動が起こる。収穫の無い思考を果てしなく繰り返し続けるので、生活や仕事に支障が出る。

雑念障害

本人の意思に反して様々な考え方やイメージが頻繁に頭の中に思い浮かび、こびりついて離れず苦痛となる。正常な考えの時にこのような雑念に邪魔されて、生活に支障が出る。

強迫性緩慢

頭の中が、強迫的な考え方に囚われているため必要な行動にとても時間が掛ってしまい、他の人には動作が緩慢と見られる症状。

疾病恐怖

ちょっとした身体の違和感を大病では無いかと心配する。最近は癌やエイズ恐怖が多い。其の度に病院に行く。

心気的神経症(造語、病名一覧には無いが一部で使用される)

軽い「うつ」状態。或いは「心配性」が少し強くて、色々な事に心配して「不安」を起こす。このような多少の体の変調を「何とかしたい」と強く思い。神経症と同じような、不安、緊張、冷や汗、落ち込む等の症状が出る。医師から「神経症」と診断されないケースに対して不信感を持つ場合が多い。


ざっと調べてこれ程の精神病、神経症が私は当てはまっていました、当然全てが本当にそう診断されるわけではありません。
しかしながら、特にこれは確実だという自覚のあるものがいくつかありました。

今回は管理人の私が疑いの有りそうな病名のみを紹介しましたが、あなたにも当てはまっているものがあったのではないでしょうか、私はカウンセラーの方に紹介していただいたメンタルクリニックに行こうと思っています。

精神科に訪れる人の10%は人格障害を発症しているという統計があるそうです。日本では約150万人の患者が居るらしいので、つまり、150万人の精神病患者が、一見してはそうとはわからない状態で普通に暮らしているということです。

みなさんの周りにも精神病だと気づかぬまま過ごしている方が居るかもしれません。

一概に病院に行くことが良いとは私は思いませんが、薬物療法以外にも治療する方法はあるらしいので、私は少しの間、この状態と向き合おうと思います。

ちょっと病んでるだけで精神病とか大げさではないかと思われるかもしれませんが、本人にしかわからないからこそ自分の意思で行動することが大切だと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この記事が参考になる方が居ましたら幸いです。それでは。